神宮寺くんの演技④~アドリブ(力)と柔軟性~
1つ前の記事で書き足りないことがあったので、また来ました。
前記事で、神宮寺くんの俳優としてのタイプを理論タイプの方に入れはしたけど、頭だけで芝居をしてるという意味ではなく、心、感性も働かせていると思う。
世の俳優さん、100%脳だけ、100%心だけ使ってるってわけではなくて、7対3だったり2対8だったり、それぞれの割合でやっていってると思う。
但しその中で、脳の働きの要素が強い人は理論タイプ、感性の要素が強い人は感性タイプと大まかに分かれるのだろうな。
面倒な話はここまでにして、本題に入るね。
神宮寺くんの演技見てると、最初は頭で役を構築していくのかもしれないけど、現場の雰囲気に合わせて柔軟に対応することが出来る、アドリブ(力)も持ち合わせていると感じる。
過去記事「ジングーラに至るまで」でも書いたけど、koi-wazuraiの特典映像の即興劇では、その神宮寺くんの特性がよく表れている。
味の濃いキャラでありながら、やみくもにベラベラしゃべるのではなく、周りの様子を見て、他メンのターンだと感じたら気配を消している(細かいパントマイムは続けてるけど)。
アドリブ劇だから、どうしても間があく時が生じちゃうんだよ。
だけどその間をさっと埋めるように、絶妙なタイミングで入ってくる。
出し引きが達者だと思う。
なりきり力と、役に入るスイッチの速さもすごい。
じぐざわるいとか、今自分にスポットが当たってない時でも、素に戻らずじぐざわるいとしての動作を続けている。
FC動画の馬(バイク)さんとか、豆乳(ミルク)さんとかも、いきなり役に入り込んでて、スイッチング早!って思ったよ。
これらの特性が割とファン向けのみにしか発揮されてないような気がして、もっと世間に知ってほしい、コント番組のLIFEに出てほしいって願っていたんだよ。
神宮寺くんのアドリブ力、柔軟性が生来の才能なのか、経験により培われたものなのかはわからないけど、もしこのまま眠らせてしまうことになったら、もったいない。
しみったれでごめんだけど、前記事では「待たない」って強がりいっちゃったけど、しばらく先でもいいから、いつか演技の世界に戻って来て欲しい。
個人的願望です。